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俺の名を呼べば、お前のために、俺は戦う。
『バーフバリ』プラバース主演×『K.G.F』シリーズ プラシャーント・ニール監督 新たな伝説が今、幕を開ける!

映画『サラール』

絶賛公開中
英ビリング
2023年/インド/テルグ語/シネスコ/5.1ch/174分/字幕翻訳:藤井美佳/字幕監修:山田佳子/提供:ツイン、Hulu/配給:ツイン/PG-12
初日満足度ランキング2位!
Twin

Introduction

圧倒的スケールで描く、愛と忠誠の物語。

『バーフバリ』二部作で最高の王を演じて世界を魅了したプラバースと、アクション巨編『K.G.F.』シリーズの監督プラシャーント・ニールが最強タッグを組んだ!インド全土が恐れる謎の都市国家“カンサール”の王座をめぐる骨肉の権力バトルを描く『SALAAR/サラール』は、テルグ語圏の映画としては『バーフバリ 王の凱旋』『RRR』に次ぐ史上3位の興行記録を打ち立て、すでに第二弾も製作中の壮大なヒーローアクション叙事詩だ!プラバースの重量級のカッコよさ、荒唐無稽なアクション、神話を思わせるダークな英雄譚、熱い友情を引き裂く皮肉な運命など、インド映画の真髄が凝縮された3時間。大地を震わせるような圧倒的なパワーを劇場で体感せよ!

玉座を奪い合う、壮絶なバトルが始まる!

プラバース扮する主人公デーヴァの前に立ちはだかるのは、1000年以上続く都市国家カンサールと、その息がかかったインド全域の犯罪集団。しかしどれだけ多勢に無勢でも、どれだけ敵が強力でも、王位継承争いに巻き込まれた親友ヴァラダを助けるためデーヴァはその神がかった強さで道を切り開く。超人的なパワーと頭脳、そして胸の奥にピュアな善良さと凶暴性を秘めたデーヴァは、“バーフバリ”に勝るとも劣らぬインパクトを与える圧倒的なヒーロー像を提示する。そして現代が舞台でありながらも、劇中の都市国家カンサールは世紀末SF的なカオスの世界であり、個性の強すぎる有象無象がだまし合い、奪い合い、殺し合う仁義無用のバトルフィールド。幾重にも陰謀が折り重なる、生き馬の目を抜くような壮絶な権力争いからも目が離せない!!

1985年、先祖代々盗賊を生業にする部族によって建てられた国カンサール。王ラージャ・マンナルの第二夫人の息子ヴァラダは、第一夫人の息子ルドラに名誉と権力の象徴である鼻輪を奪われてしまう。ヴァラダの親友デーヴァは、ヴァラダのために闘技場の試合に挑み、みごと鼻輪を取り戻す。

しかし国内で部族間の争いが発生し、デーヴァの母親が窮地に陥る。駆けつけたヴァラダは自らに与えられた領地と引き換えにデーヴァの母親を救い、デーヴァは母親とカンサールを去って身を隠すことに。デーヴァは別れ際に、ヴァラダに「名前を呼べば、必ず駆けつける」と誓いを立てる。

25年後、ラージャ・マンナルがカンサールを留守にしたことから、国全体を揺るがす抗争が勃発。かつて領地を投げ出したことで権力の座から遠ざけられていたヴァラダは、ついに親友デーヴァを迎えにいき、王座をめぐる争いに身を投じる決意をする。しかしデーヴァのある秘密が、ふたりの友情を引き裂き、カンサールにさらなる激震を引き起こす……。

Cast&Staff

デーヴァ
プラバース
Prabhas

1979年タミル・ナードゥ州チェンナイ生まれだが、ルーツはアーンドラ・プラデーシュ州の沿岸地方。伯父クリシュナム・ラージュは1960~80年代に活躍した俳優。その伯父の冠タイトル「レベル・スター(反逆のスター)」をそのまま受けついだ。ロマンスの王子様としての「ダーリング・プラバース」の綽名もある。『Eeshwar』(2002、未)で主役としてデビューし、マッチョなアクションとロマンチック・コメディーの両方でキャリアを築く。他の作品に一切出演せずに約5年間を捧げた『バーフバリ』二部作(2015、2017)が大成功し、全国的に名前を知られるようになる。続く『サーホー』(2019)以降もマルチリンガル大作に立て続けに出演。

ヴァラダ・ラージャ・マンナル
プリトヴィラージ・スクマーラン
Prithviraj Sukumaran

1982年ケーララ州ティルヴァナンタプラム生まれ。父はマラヤーラム語映画の性格俳優だったスクマーラン。兄と兄嫁も俳優。『Nandanam』 (2002、未)でデビューし、2009年ごろからトップスターと見なされるようになり、マラヤーラム語映画を中心とした出演作はすでに100本を超えている。日本では過去に『秘剣ウルミ バスコ・ダ・ガマに挑んだ男』(2011)『セルロイド』(2013)が映画祭で上映された。

アディヤ・クリシュナカント
シュルティ・ハーサン
Shruti Haasan

1986年タミル・ナードゥ州チェンナイ生まれ。父はタミル語映画界でラジニカーントと並び称される大御所俳優のカマル・ハーサン。他にも多くの俳優を擁する芸能一家の一員。ヒンディー語作品『Luck』(2009、未)で女優デビュー。その後はテルグ語・タミル語映画でも活躍。ブレイクはダヌシュと共演した『3』(2012)によって。ラーム・チャランと共演の『ザ・フェイス』(2014)もヒット。歌手としても活躍。

ラージャ・マンナル(カンサール元首)
ジャガパティ・バーブ
Jagapathi Babu

1962年アーンドラ・プラデーシュ州マチリーパトナム生まれ。父はプロデューサー・監督。『Gaayam』(1993、未)のヒットでスターとなり、以降テルグ語映画界でアクションもロマンスもこなすヒーローとして活躍。2011年頃に転機が訪れ、2014年からは悪役をメインとするようになる。日本で上映された出演作は『ランガスタラム』(2018)、『サイラー ナラシムハー・レッディ 偉大なる反逆者』(2019)など。

デーヴァの母
イーシュワリ・ラーオ
Easwari Rao

1973年アーンドラ・プラデーシュ州西ゴーダーヴァリ県生まれ(異説あり)。『Intinta Deepavali』 (1990) でデビューし、2006年まで活動。出産と子育てのためのキャリア中断の後、2014年から女優業に復帰。44歳のとき『カーラ 黒い砦の闘い』(2018)でラジニカーントの妻役に抜擢された。他に『アラヴィンダとヴィーラ』(2018)、『K.G.F: CHAPTER 2』(2022)に出演。

ラーダー・ラマ
シュリヤー・レッディ
Shriya Reddy

1984年タミル・ナードゥ州チェンナイ生まれ。両親はテルグ人で、父はクリケット選手のバラト・レッディ。学生時代からビデオジョッキーとして活躍して人気を得る。『Samurai』(2002、未)の脇役で映画デビュー。さほど多くはない出演作のうちで重要なのは『カーンチワラム サリーを織る人』(2008)のような芸術映画系作品。人気俳優ヴィシャールの兄と結婚、2012~17年の間出産などにより活動休止していた。

監督・脚本
プラシャーント・ニール
Prashanth Neel

1980年カルナータカ州ベンガルール生まれ(異説あり)。アクション映画『Ugramm』(2014、未)によりデビュー。同作は大ヒットして、カンナダ語ニューウェーブ映画のトップランナーの一人と見なされるようになる。次作『K.G.F: CHAPTER 1』(2018)は製作費と興行収入のどちらもが歴代のカンナダ語映画のトップとなった。続く『K.G.F: CHAPTER 2』(2022)も、前作を上回る大ヒットで、社会現象とまでいえるほどのインパクトをインド全体の興行界に与えた。